R5.3.26 外来種!? ウチダザリガニの活用を目指して①
猪苗代町の北北東。
こんな標高の高い場所に大きな湖。
一瞬、頭が混乱しながらも、その美しさに目をうばわれます。
そこは、桧原湖・小野川湖と並び裏磐梯三湖に数えられる「秋元湖」。
細かく小さな砂が湖底に層をなすこの湖。
そこで育ったザリガニは他の場所のそれよりも泥臭くありません。
「ウチダザリガニ」。
「ウチダ」という名とは裏はらに、実は外来種。
環境省指定の「特定外来生物」でもあります。
その驚異的な繁殖力も手伝って、水草や日本固有の生物へ深刻な影響を与えています。
それは、秋元湖でも例外ではありません。
R5.3.26「活動」を知ってもらうための活動
3年生の自由テーマ型の個人探究。
「ウチダザリガニ活用」班。
2年生次から活動を続ける3名の生徒たち。
昨年度3月には、磐梯山ジオパークが主催するジオパークフォーラムにおいて、猪苗代町隣接3町村、首長のみなさま方を前にこれまでの活動報告も行いました。
そこで振るまわれたのが外来種「ウチダザリガニ」を活用した「ガニラーメン(仮)」。
湖の生態系を崩す外来種「ウチダザリガニ」。捕獲駆除するだけでなく、いかに活用することができるかをテーマとして活動を進めます。