R5.5.19-6.9 中ノ沢源泉。「湯の花」活用の可能性
猪苗代高校の地域探究活動「猪苗代学」。
3年生は、自由テーマ型の個人探究。
「テーマによっては、グループになって一緒に活動することも可。」ということで、3年生は男子2名での活動。
一方、2年生はゼミ制グループ別探究。
特別非常勤講師の先生方の専門性を活かした4つのゼミ。
講師の先生方の講座説明を聞き、それぞれのゼミについてよく理解した上で、自分が一年間をかけて取り組みたいテーマについて「選択すること」が、2年生に課せられた最初のステップでもあります。
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中ノ沢源泉 実地調査①
猪苗代町の北東部に位置する中ノ沢地区。
この地域をフィールドとして活動するのが、3年生2名による元祖「中ノ沢地域活性班」。
彼らの活動は、中丿沢温泉の源泉である「沼尻元湯」から採取される「湯の花」を利用した、鳥獣対策用の忌避剤づくり。
独特の香りをもつ「湯の花」を田畑にまくことで、作物を荒らす動物たちを追い払えるのではないかと探究活動を続けています。
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中ノ沢源泉 実地調査②
そしてこの日は、3年生の中ノ沢源泉実地調査に2年生も帯同します。
9月に開催される中ノ沢こけし祭り。
そこで披露予定の「中ノ沢検定」作りが2年生の探究活動のメイン。
中ノ沢温泉の源泉へ実際に足を運びながら、検定試験作りのための素材集め。
「湯の花」採集の3年生たちとは目的が違っても、同じ地域に対してまったく別のアプローチをもって課題解決をはかることができる点が、「地域探究」のおもしろいところかもしれません。
※沼尻元湯入山・「湯の花」の採取につきましては、現地管理者に対して事前許可を得ています。