R5.9.22ー10.31 猪苗代湖も教室です。
R5.9.22 猪苗代湖白鳥浜「菱採り」作業
2年生ゼミ制グループ別探究。
今年の2年生は「農業班」「アートルーム活用班」「中ノ沢地域活性化班」、そして「猪苗代湖水質改善班」、通称「菱(ひし)班」の4つ。
この日、菱班の生徒たちは猪苗代湖での菱採り作業。
旅行業者の皆さまも、旅行プランの研修も兼ねて一緒に作業。
ここで、普段から活動を行う生徒たちの声も聞きたいとのリクエスト。
インタビューにしっかりと答えられたかな。
ふと湖面に目をうつすと、菱の繁殖の影響を受ける準絶滅危惧種「アサザ」の黄色い花。
磐梯山から吹き抜ける優しい風を受けて、静かに揺れていました。
R5.10.20 今年最後の菱回収
2年生の猪苗代湖水質改善を目指した菱(ひし)班。
菱の実を使った軽食作りを進めています。
猪苗代湖に生息する植物たちの生態系を崩してしまう菱。
水質改善を目的に毎年たくさんの菱が回収されます。
せっかく回収されたそれらを「食」へとつなげることで、一人でも多くの方に菱の可能性を感じてもらえればとこの計画ははじまりました。
そしてこの日、11月4日の若鷹祭(公開文化祭)に向けて今年最後の菱回収。
北のほうに目をやると、会津磐梯山も「しっかりがんばれよ」と顔を出してくれています。
R5.10.28-31 菱の実スナック「ザリ塩」味
猪苗代湖の菱の実。
秋元湖のウチダザリガニ。
どちらも猪苗代や周辺地域で異常繁殖し、在来生物の生態をおびやかす邪魔者とされています。
2年生が若鷹祭に向けて考案したのが、「菱の実スナック」。
硬い菱の実の殻(から)を一つひとつ割って、中から出てくる白い実の部分を丁寧に処理します。
完成した菱の実スナックに3年生が開発中の「ザリ塩」をかけて食べると、これがめちゃくちゃ美味しい。いや本当に。
外来生物のコラボレーションを若鷹祭ではたくさんの人に食べてほしいなぁと、生徒たちは作業を進めます。
そして、
週末も使いながら「菱の実」の殻むき作業をつづきます。
むいてもむいても追いつかない汗
11月4日(土)、たくさんの方に味わってもらえるようギリギリまで試作を重ねます。
それ以外にも猪苗代湖水質改善班では、「菱の実モンブラン」も提供予定。 その名も「ヒシンブラン」。
こちらは数量限定にて提供予定です。
一般公開は10時からとなっていますので、ぜひ足をお運びくださいませ。