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R5.9.6-9.19 「空き教室」をアートが感じられる場所に。

R5.9.6 『大人の休日倶楽部』「猪苗代アートプロジェクト」掲載!

JR東日本の機関誌『大人の休日倶楽部』2023年9月号。
「猪苗代アートプロジェクト」の活動紹介として、猪苗代高校内のウォールアート作品を取材、掲載いただきました。

『大人の休日倶楽部』2023年9月号

猪苗代町内の閉校になった小・中学校校舎や合併後の新校舎。
猪苗代駅前や美術館。
さまざまな場所に「アートのかけら」が転がっています。

猪苗代高校では、3階「観光実践室」・「美術室」、「3階東側廊下」、
そして、校庭西側「旧音楽室」がウォールアート作品の展示スペースとなっています。

この日は、昨年度ウォールアート作品を制作くださったスギサキハルナさんの作品が描かれている旧音楽室が撮影場所に。

ウォールアート実行委員会をつとめている3名の生徒が取材に応じました。

スタッフのみなさま、貴重な経験大変ありがとうございました。

ポージングってむずかしい……
素敵な笑顔が見られました。


R5.9.19 ウォールアートWS

画家のスギサキハルナさんが来校。

昨年度の「旧音楽室」アートルームに描かれた作品を「塗りつぶす」ワークショップ。

生徒がアートと出会う貴重な機会

「せっかく完成させた作品をぬりつぶすの??」

なんて反応は、大人の中からいくつもあがりましたが、制作者のスギサキさんの言葉を聞いて、モヤモヤも少しずつ氷解していったような気がします。

一つの作品が次の作品のための土台となり、また新たな作品が芽吹いていく。
たしかな「循環」がそこにはあるのだと知ることができます。

オリーブ色の塗料で壁面が埋まっていきます。
それは、次の芽吹きのための大切な時間。

「塗りつぶす」ワークショップでは、生徒たちはもとの壁画にオリーブ色の枝を無数に描いていきます。
枝は次第にたくさんの面となり、それは次の作品が描かれるための土台に。

とても心豊かな時間となりました。
スギサキさんありがとうございました。

一つひとつが、忘れられない経験になるはず。

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