R5.11.13-R6.1.19 空き教室の「その先」を考える【前編】
2年生、ゼミ制グループ別探究。
その中のアートルーム活用班。
生徒数の減少にともない生じた「空き教室」をいかに活用していくべきかは、多くの学校にとっても共通の課題かと思います。
猪苗代高校では、猪苗代ウォールアート実行委員会との活動の中で、観光実践室、実践室前廊下、美術室、美術室前廊下、そして旧音楽室の壁にそれぞれアート作品が描かれています。
アートに彩られた「それらの場所」をどのように活用してきたかについては、これまでに何度かこのnoteでも取り上げてきました。
そんなウォールアート実行委員会や外部団体との活動と並行しながら、「生徒たち自身が自分たちの手で、まだ手のつけられていない空きスペースをアート空間にしたい」と取り組みはじめたのが「2年生アートルーム活用班」です。
少し話はそれますが、町内にある「はじまりの美術館」にてスタッフをつとめられている小林さんは、本校の特別非常勤講師でもあります。
そんな小林さんの働きかけにより、郡山市の「スモールスタート支援事業2023」に申請したアートルーム班。
今回は、その助成をきっかけにスタートした東北芸術工科大学の学生さんたちとの「活動のはじまり」についてです。
ごゆっくりとご覧ください。
R5.11.13 活用のその先を考える
サッカー部や野球部の廃部によって、まったく使われなくなってしまった校庭南側の旧部室。
生徒たちに課せられたテーマは、旧部室を含めたリノベ後のスペースをいかに活用し続けられるかということ。
この日、東北芸術工科大学から矢部寛明先生にお越しいただき、今後の活動についての助言をいただきました。
近々、矢部ゼミの学生さんたちとのオンラインミーティングも実施予定。
ここからの活動も楽しみです。
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矢部寛明(やべひろあき)先生 Xより
「美術館じゃない猪苗代高校」
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すてきに撮ってくださりありがとうございます。
写真を通して観ると、とても高校の校舎だとは思えません。
なんだか不思議な気分だし、いろんな人たちに観てもらえたらなとも思います。
R6.1.19 東北芸術工科大学の学生さんたちとオンラインミーティング
昨年末よりはじまった東北芸術工科大学の矢部先生との交流。
この日は、矢部ゼミの学生さんたちとオンラインにてミーティング。
昨年秋、校内文化祭での「旧部室のお披露目」から次のステージへと進むべく、生徒たちににアドバイスをくださいました。
緊張しながら、それでもしっかり自分たちの言葉で活動を伝えられる。
迷ったり失敗したりしながら前に進んできた証だなあと、その様子をしみじみと眺めます。
ミーティングを受け、今後の活動もさらに良いものになりそうな予感がします。
東工大の学生の皆さん、本当にありがとうございました。
学生さんたちとの交流は、ここで終わりません。
→→→「空き教室の『その先』を考える【後編】」へ続く